
立ち姿について
腰をひねったり重心を傾けたポーズはどんな綺麗な振袖や打掛を着ていても、だらしなく見えてしまいます。
そのため、常に体の中心線がまっすぐになるように意識して立つ姿勢が基本です。また、おなかの中心に力を入れ、お尻をしめ、腰の線も美しく見せましょう。
首筋をすっと伸ばし、顎を引き視線は4~5m先を見るようにします。ちょっと姿勢を意識するだけでも、見た目の印象が変わります。
結婚式の写真を振り返った時に後悔しないようにしたいですね。
座り方について
座った時も、立っているときのような気持ちで、背筋をピッとのばして座ってください。
慣れない帯で苦しくなって背もたれにもたれかからないでください。横から見ると、のけぞっているように見えてします。それに、せっかく美容師さんが作ってくれた帯がつぶれてしまいます。
足元が見える会場では、足の先まで注意してください。意外と足元って目立つんです。だらしなく見えないように足をそろえて座ってくださいね。
歩き方について
慣れない着物を着ると足元ばかりに気を取られ前かがみになりがちです。
特に階段の上り下りをする時は足元にも注意しつつ、前かがみにならないように気を付けましょう。歩き方はかかとを上げ過ぎないようにして、すり足気味で歩きます。
そして、常に内股で(足のつま先と膝頭が内側を向き合うイメージをして)歩くことをを意識しましょう。
車の乗り降りについて
式場から神社への移動や前撮りの際、着物姿で車に乗ることがあります。
ヘアースタイルによっては普段よりも頭が高くなっています。いつもと同じ感覚で車に乗るとせっかくセットしたヘアースタイルが崩れてしまいますので注意しましょう。
車内では帯結びが崩れないように浅く腰掛けます。車内で浅く腰掛けていると、身体が不安定になるので、前の座席や手すりにつかまりましょう。
小物について
振袖・打掛を美しく着こなすためには小物にもこだわりましょう。
着物と小物の調和を考えたコーディネートも大事ですが、今回お話しをするのは小物の品質についてです。
巷では中国で作られた安価な小物が販売されています。
「見た目が変わらないなら、安価な中国製の小物でいいや!」と手を出してしまいがちですが、安い小物にはそれなりのデメリットがあります。
例えば、草履。
安物の草履はすぐに疲れてしまいます。普段から草履を履く人でもすぐに疲れてしまうので、普段から草履を履かない人にとっては苦痛でしかありません。結婚式を行うだけで体力を消耗するので、草履は良いものを使って少しでも楽をしましょう。
次に帯締め。
安物の帯締めは結び目がほどけやすく締まりもよくありません。結婚式(披露宴)では頻繁に席を立ったり、移動したりする機会があります。良い帯締めはぐっと帯を締めてくれていますが、安物の帯締めは「帯のゆるみが気になってきた・・・」なんてことがあります。帯のゆるみが気になって「早く結婚式が終わらないかな?」と考えていてはせっかくの結婚式も台無しです。
このような心がけも振袖・打掛を美しく着こなすポイントです。
















